TABIMINTONついに菊地選手が参戦しグアテマラで国際大会へ

グアテマラ

琉球ブルファイツ菊地裕太選手

とある日、元東北マークス、現琉球ブルファイツの「菊地裕太」選手から連絡が。

「初めまして。突然ですがグアテマラで行われる国際大会へ同行してもらえませんか?」と。

唐突のオファーに笑ってしまいましたが、スケジュールを調べると行けないこともないので、とりあえずその場で受諾をすることにしました。

バドミントンを知っている人なら、ある程度の人は知っている選手かもしれません。

YouTubeを使って配信も行っているので、知名度はあるでしょう。

実力もありますし気さくな性格も含めて、ファンの方々も多いと思います。

 

なぜTABIMINTONに?

まず、こちらのブログTABIMINTONは2017年あたりからネパールやメキシコで代表チームのバドミントンチームをコーチし、発信をしていました。

菊地選手がこれらを見ていたこともあり、色々なタイミングが重なり連絡がありました。

僕はメキシコで生活をしていた時にグアテマラにも行っていたことや、スペイン語での会話ができること、中米の治安などに熟知していることなど色々なサポートができます。

すでにプレーヤーからは外れているため、スパーリングパートナーとしては役不足ですが、基礎打ちなどではサポートもできることでしょう。

また、菊地選手の話を聞くと、自身もプレーヤーとしてトップを目指しながらオンリーワンのスタイルで発信もしていきたいとのことでした。

僕個人としては、プレーヤーとしてTABIMINTONをやってくれる人が出てくれたのは、とても嬉しいことです。

 

バドミントンだけではなく

選手としてトップを目指すのは当たり前のことであり、今でも強い意思を持って世界のトップになりたいと世界に挑戦しています。

その中で彼自身バドミントンだけではなく、海外の生活や旅、そして海外のバドミントンの現状をもっと伝えたい。

そうすることによって、日本全体のバドミントンの価値を高め、多くの人にバドミントンの面白さを伝えていきたいという熱意を持っています。

20代とまだまだ若く色々な経験から、プレーヤーとしてだけではなく大きな成長をしていくことでしょう。

 

標高1500mという環境

バドミントンの大会で標高1500mを経験したことがある日本人はほぼ皆無ではないでしょうか。

ちなみに、僕はネパールで1200mとメキシコで2300mを経験しているのでシャトルの飛び方や心肺機能への影響などは体感済み。

ついでに言えば4200mの町でも生活をしたことがあります。

標高が高くなると空気抵抗が少なくなる分、スマッシュは早く、ちょっとロブを上げただけですぐにアウトになるほど、細かな調整がとても難しくなります。

この感覚は文字で見るよりも相当な違いがあります。

 

日本とは違うシャトル

今回使用される大会球は「YONEXエアロータス30」という日本では販売されていないシャトル。

海外では使用している国はいくつかありますが、日本人には馴染みがないでしょう。

標高が高い上に、初めての感覚のシャトル。そして体育館の天井の低さなど色々なネガティブな条件の中、どのような試合運びが適切かなど細かく話しています。

まずは残り1日の練習でアジャストするように感覚を掴み、初戦、2回戦でさらにアジャストし上位に食い込んで欲しいと思います。

先進国以外の国で試合をするとはこういうことであり、これもまたTABIMINTONでしか知ることのできない世界のバドミントンです。

 

日本人という肩書き

ここ近年の日本人選手の活躍により、僕たちは強豪国からの参戦という目で見られています。

多くの選手が北米、中南米からの参戦で、ヨーロッパからもチラホラと。

アジア人は菊地選手だけの参戦となり、完全なるアウェー。

大会が始まると、どれほど観客が入るかわかりませんが、さらにアウェー感は膨らむことでしょう。

ある意味、注目の的となり、多くの選手が横目で菊地選手のプレーを見るでしょう。

僕がバドミントンをやっていた時には日本人は世界では勝てず、今とは大きな違いの差を感じます。

 

ひとまず

大会はこれから。

グアテマラという魅惑の国でカルチャーの違いや、気候の違い、生活の違いなど感じながら大会へ向けて調整を続けていきます。

僕自身も含めて、菊地選手のサポートを行い、日本からも多くの人が菊地選手の応援をしていただけると嬉しいです。

僕が2017年にネパールから始めたTABIMINTONというスタイル。

ついに現役選手が大会に参戦しながらTABIMINTONを行うというステージに入りました。

僕も楽しみですし、彼が優勝できるように細かな部分までサポートを行います。

Vamos!! Yuta Kikuchi!!

アメリカでのバドミントン試合を終えて

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