こんにちは。hassyです。北海道の小さな田舎町、幌加内町というところで情報発信分野で教育委員会に採用されました。さて、今後まだまだ増えるであろう情報発信でブロガーが求められるとはどういうことなのでしょうか?
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求められている情報発信者
ブロガーやインフルエンサーが町から求められ、採用される。
意外にもちょっとした過疎地に目を向けてみると少ない事例ではありません。
過疎に悩む町は出来るだけ多くの情報を外部へ発信し、人口減少や町おこしの一環として新しい突破口を探ろうとしている時代です。
僕自身、そんな町に採用された一人ですが、ちょっと今までと違うのは教育委員会という分野で採用になり高校の職員室に勤務をしているということです。
今後、過疎の町で情報発信分野で仕事をしてみたい方や田舎でブロガー、その他情報発信で生活をしていきたい方は参考にしてみてください。
WordPressを使えるだけで有段者
ブロガーとして収益をあげていくならWordpressが使えることは必須の条件といったところでしょうか。
もちろん、このブログもWordpressを使って運営しているブログですが、ブロガーの世界では最低限のスキルであっても、情報発信分野で求めている自治体や町からするとWordpressを使えるということはかなりの有段者の位置付けになります。
そもそもが公務員では副業が認可されていませんのでWordpressを使ってブログで発信するということが全く別世界のことになるのです。
ここが一つのポイントです。
僕自身ブロガーの世界にいたのでWordpressは一般的なものと思っていましたが、実際にはそうではありません。Wordpressを使ってブログ構築出来るだけで、重宝される存在になります。
ブログ運営という難しさ
ブログ運営のみで生活費を賄うことの難しさ。
これは多くのブロガーが実感していることの一つ。
ブログのみで生活をするということはプロ野球選手になるくらい、もしくはそれ以上の難易度があるとも言われています。
しかしツイッターやネット上ではちょっと検索をすれば「ブログの月間売り上げ○○万!」という言葉も見聞きして誰しもが一度はブログで稼いでみたいと考えたことはあるのではないでしょうか。
僕自身もよくブログでの収益の仕組みやどれくらい稼げるものなのかを直に聞かれることも多いですが、ブログで収益をあげようとトライした人なら分かるように、収益を発生させるまでには簡単なことではありません。
そして収益が上がったとしても数万円稼ぐのになるまでには相当の難易度と覚悟が必要です。
ただ、そこまで積み上げてきたブログのスキルや知識は自分が想像している以上にハイレベルなものとなっています。
ブログで稼ぐという別枠
ブログで稼ぐということは一般的には広告収入やアフリエイトを指す言葉になります。
しかしブログで自分のコンテンツを売ることやnoteを使った記事の収益化などもすでに一般的なものとして定着しています。
そして僕のようにブロガーとして採用されることもブログで稼ぐという新たな稼ぎ方の一つではないでしょうか。
直接ブログから生まれている収益ではないものの、ブログ等を使った情報発信で給与を頂くというのは時代の流れの一つかもしれません。
ブロガー、アフィリエイター、これらが怪しかったり胡散臭い時代を通り越して、これらのスキルや知識が必要とされることが一般的となってきました。
SNSでの情報発信
自治体の情報発信分野で手っ取り早く発信するならSNSを使った発信です。
アカウントさえ作ってしまえば誰でもできそうなことですが、これらを使った分野で人材募集をしているところも少なくはありません。
もちろん、僕自身が移住した町でもこの分野での人材募集は行なっています。
ただSNS情報発信を使ってするだけなら、ある程度SNSが使える人にとっては簡単な業務かもしれません。
と、言うか多くの人はSNSの発信は片道通行だと考えているからです。
ではその片道通行とは?
SNSの使い分け
自治体でSNSを運営してはいるけど、そのSNSのジャンルはどの層へ向けた発信なのか。
SNSの使用については僕自身上級者ではありませんし、インフルエンサーではないのでポジショントークとまではいきませんが「Twitter」「facebook」「 Instagram」これらのアカウントを運営していると、全てのSNSでのフォロワージャンルがバラバラなのが分かります。
そしてそのSNSによってフォロワーが求めているものも違っています。
SNSでの一般的な使い方は投稿=情報発信
これがポピュラーな使い方かもしれません。いわゆる片道通行。
フォロワーが反応しているかどうかはあまり考えていない発信です。
それでは効果的なSNSの使い方とはどういうものなのか。
投稿のタイミング
SNSは基本タイムラインで流れていきます。例えば朝に投稿したとしても夜しか見ない人にはその投稿は見られないということ。
SNSを効果的に活用している人、仕事として運用している人はここまで考えて投稿しています。
- 一番見られている時間帯はどの時間帯か
- 目を惹く投稿はどのような投稿か
- 自分のフォロワーがどのような投稿を拡散するか
- 自分のポジションを理解し活用しているか
SNSの特質によってこれらは変わってきますが、これらは最低限のSNSのスキルとして運用しているのではないでしょうか。
動画で情報発信
動画コンテンツで情報発信ができる人材は重宝されることになるでしょう。
特にクオリティの高い動画で情報発信ができると尚更のことです。
ただ、ブログや動画で情報発信を行うにしても、同じく難しいのは情報が多くの人に行き渡るように拡散される、もしくはその導線を作ることです。
僕自身、様々な自治体や過疎の町で作られている動画を目にすることがありますが、動画のクオリティが高いにも関わらず再生回数が伸びていないのを目にします。
動画を作る時間と労力に対して再生回数の比例がともわないのが動画の難しいところ。
動画コンテンツもSEOが理解できていないと、サイトに動画を投稿して終わりの世界ですし、動画への参入が増え続けている時代なので誰かに見られる動画サイトの運営は、難易度が上がってきている印象です。
しかし外せない動画発信
今の社会の性質上、動画から情報を得る人が多いのも確かなことです。
情報発信分野で採用されたのならば外せない発信分野の一つでしょう。
そもそもが自治体が作る動画自体が多くの人の目に止まるようなジャンルではないので大きな注目を集めること自体が難しい分野でもありますが、スマホ一台でできるコンテンツにもなりましたし、見る側とすれば動画は分かりやすい情報源の一つであることは間違い無いのも確かなことです。
どのような分野で募集されているか
分かりやすい例を出すなら先ほども紹介したように地方都市での地域おこし協力隊の分野では無いでしょうか。
様々な自治体が「情報発信」をベースとした人材の募集を行なっています。
必ずしもブロガーやYoutuberだけではありません。
ブログや動画ができなかったとしても今の時代SNSを活用している人は多いと思います。
一つ分かりやすい例を出すなら写真を撮ることが趣味だけど、SNSには投稿しかしていない。
彼女のアカウントは時より自分の撮った写真を投稿する程度。
本業は美容師なので写真は趣味で行なっていますが、それでもフォロワーは2500人ほど付いています。
これだけで写真とSNSを掛け合わせた情報発信で多くの人にリーチできる発信者となります。
過疎地は写真家にとって穴場?
自然の写真を撮るのが好き。
そんな人にとって情報発信分野で募集をかけている自治体は狙い目の仕事かもしれません。
SNSの特質にもよりますが、基本的に写真とSNSの組み合わせは悪くはありません。むしろ拡散される確率の方が高い傾向にあります。
好きな写真を撮って、町から喜ばれ報酬まで貰える。
写真では食えない時代とよく聞くようになりましたが、場所によっては重宝される存在になれるのではないでしょうか。
またそれらを続けていくことによって、新しい仕事や思いもよらないところからのオファーが舞い込んでくることさえあります。
写真で生活をしていくのは無理だと考えていた人。ちょっと視点と住む場所を変えてこのような自治体の活用も考えてみてはいかがでしょうか?
まとめ
一昔前では聞くことがなかった「情報発信」という分野での職種。
過疎地や田舎で積極的に採用されている新たな分野ですが、今後は情報発信スキルというものがどのような形で発展していくかは分かりません。
またそれと同じくどのような分野で求められていくかもわからないのも確かなことです。
誰しもが情報発信者となれるのも一般的なこととなっていますし、自分の持っている意外なスキルが情報発信なのかもしれません。
必ずしも自分のスキルがプロでなくとも、過疎地で磨き上げてプロになるというのも一つの道ではないでしょうか。
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