俺が来たからもう安心
パンパースのクオリティくらい安心感のあるTABIMINTONのバドミントンコーチ。
おい、メキシコバドミントンよ俺がコーチに来たんだからもう心配はいらない。
東京五輪も六輪もついでに七輪も出場させてあげるから!
帰国したら正々堂々とオリンピック委員会に小銭を袖通して渡しておくからさ。
よかったね、たまたまTABIMINTONがメキシコに遊びに来てて。
オリンピックの参加資格
バドミントンを知らない人に向けて書くと、バドミントンって1ヶ国から1人が代表としてオリンピックに出場できる訳ではないんですよ。
世界ランキングの上位何名って決まっているんです。
だからランキングポイントを稼ぐのに、選手はポイントを稼ぎやすい大会にエントリーしたりと、色々な思惑で海外の大会に参加しているんです。
各国から1人づつ参加するとレベルの差がありすぎてめちゃくちゃな大会になってしまいますからね。
今日で最後だから
「そのシューズ売ってくれない?」と、メキシコ人のコーチが。
どうやらこちらではこのシューズはこっちでは非売品らしく「このデザインが気に入った」とかなんとか。
僕自身も今後の旅で不必要になるし、荷物がいっぱいで困っていたし別にいいかなと。
おそらくこっちの感覚だと「ちょっと高いや」って言うかなと思ったんですが、1000ペソ(5500円)でいいと言うので交渉成立。
帰国したらラケットショップすがわらで新しいシューズ買わなきゃね。
疑問
体育館から帰るときにシューズを脱いで素足で体育館を歩き、玄関でブーツに履き替えます。
すると一人のメキシコ人が「どうしてアキはいつも素足で体育館を歩くのか?」と。
多くの日本人からすると幼少期から身についている当たり前のことですが、結構この感覚って外国からすると不思議な光景なんです。
基本どの国も土足上等あたりまえっていうのが一般的で、体育館を素足で歩く方が珍しいですからね。
「カルチャー(文化)だよ」とだけ言っときました。
海外でバドミントンを教えるということ
メキシコでバドミントンを教えるのはネパールに引き続き2ヵ国目。
海外でバドミントンをやるのは4、5ヵ国目になるでしょうか。
今の時代、ありがたいことに日本代表の選手が強いおかげで外国では“日本人”というだけでイニシアチブが取れます(スキルにもよるが)
僕が特別なことをやっているわけではありません。
有名人でもなく全くプライベートでやってますので、他にも違う国でバドミントンを教えたり遊びたい人も、その気になればできることです。
日本の選手
大体今の時代海外で言われるのが「ケント モモタは知っているか?」と。
まあ知っているのは知っているので「知っている」と答えると大喜び。
おそらく「知り合いか?」というようなニュアンスを含んで質問しているのでしょう。まあいいや。
結果が出ているので当たり前ですが、桃田君は強い。
試合内容を見ていても勝ち方がいいですよね。
あの若さでのあの安定のパフォーマンスは、しばらく彼の時代を続けることができるほどの域でしょう。
でもカジノなら俺の方が強いからね★
経験値がちゃうねん。
朝の一コマ
朝起きて瞑想したり、トレーニングしたりした後にシャワーを浴びて毎朝朝食に行きます。
いつも宿の目の前に車が置いてあるのですが、ドアを開けてあらびっくり。
バチコーン!!
車上荒らし全開アミーゴ。
結構街中で堂々とあるもんなんですね。
僕が滞在しているのは中心部から歩いて20分くらいですが、あたり前のようにお構いなし。
朝一の光景としては刺激的1ショット。
それでも多い高級車
どんな貧しい国に行っても一人勝ちしているお金持ちとかは必ずいるもので、今の時代大抵の後進国でも高級車は結構走っています。
だからこそ、よく思っていたんですよね。
“こんな治安の悪い国で高級車乗ってて大丈夫?”って。
高級車とは路線違うけど、こんな感じのかっこいい車も↓
こっちは車もよく盗まれるので、駐車してある車はハンドルにも大きな鍵がかかっています。
こっちが異常ではないんですよ、日本が異常なほど安全なだけなんですよ。
そこを勘違いしてはいけません。
メキシコバドミントンまとめ
今回は代表チームというよりも“ジュニア代表選手の所属するチーム”というようなところでのTABIMINTONとなりました。
3週間全く放置されその後約1ヶ月メキシコでバドミントンコーチのTABIMINTON
学生時代に海外遠征などに行っていましたが、やはりどの国も差が明らかに出るのは18歳を超えたあたりではないでしょうか。
大きな理由は“その国にプロや実業団があるかないか”で大きくレベルの差が出てきます。
先日韓国生まれのスウェーデン人の男性とも話しましたが
「こっちのジュニアのレベルはまあまあかな。でも社会人になるとそれ以上目指すものがないから遊びのバドミントンだよね」と。
逆に僕がジュニアの頃に韓国遠征に行くと「この年齢までは日本は強いが日本人は社会人になると世界では通用しない」と、はっきり言われました。
今の子供たちからすると想像ができないかもしれませんが、当時は韓国人に「日本は世界で勝てない」とはっきりと言われる時代だったのです。
さてTABIMINTONメキシコバドミントン編はここで一旦終了。ここから南の田舎町に約1日かけてバスで下ります。
ここからはバドミントンなしの旅と石がメインのブログになるので、お楽しみに。
いかがでしたかメキシコのバドミントン?
次はトンガ共和国でも行きましょうかね?
なんてね。
それではアディオース!