ここのバドミントンのカテゴリー
滞在先から毎日歩いて1時間半ほど。
足しげく通いコミュニケーションを取りながらどういう感じで乗っ取りができるのか試行錯誤しています。
最終目的はチームを乗っ取ってメキシコにチームTABIMINTONを結成させ東京オリンピックに凱旋することが目的ですから。
ふふふ、何も知らずにニコニコ俺を受け入れてしまったのが運の尽きだな。
小学生
女子の割合が多いでしょうか。
十数名くらいが所属でこちらはメキシコ人のデイビットとキューバ人のレイが指導しています。
意外にもまあまあ指導していて、ただ羽を打たせているというわけでもない感じ。
唯一メキシコ人のデイビットが英語でコミュニケーションを取れるので、彼に色々聞いています。
中学生
僕が当初イメージしていたよりもレベルは低くなく、日本のレベルの高くない中学生よりはバドミントンできますよ。
どうやら中学生と高校生はチャバとパコという二人のメキシコ人コーチが指導していて、見ていると中学生も高校生も同じ練習メニュー。
マッチョ系兄弟。格闘技のコーチみたいw
確かに怠ける部分はありますが、ネパールやその他の東南アジアの諸国に比べるとものすごく怠ける国民性ではないようです。
チャバとパコの統率力が高いのもあるかもしれません。
高校生
高校生になるとナショナルメンバーが数人いるようですが、いまいち全容がはっきりしません。
何人のナショナルが所属しているのかよくわからない。
この1人でやっている子はメキシコジュニア代表選手。
コーチの2人は毎日熱心に指導しています。
中高生コーチの二人はあまり和気藹々という感じではなく、真面目に競技選手として指導していますね。
練習内容は、あまりきつくはありませんが。
パラ代表
こちらではパラリンピック代表の選手も一緒に練習しています。
僕自身もデフ(聴覚難聴者)とは日本でコーチしたことはありますが、パラは初めてかな。
東京パラリンピック代表候補の日本の選手の画像を見せられて「知っているか?」と言われ適当に「知っている」と答えると
大喜びしていたので結果オーライってことでいいでしょう。
日本の代表選手もあんま知らないくせにね。これから勉強します。。
ここではジュニアメイン
中高生を指導しているチャバとパコとはスペイン語でしかコミュニケーションが取れないため簡単な会話しかできません。
ですので基本は英語の話せるデイビットと小学生のコーチングをしています。
高校生の選手だと数人が英語での会話が可能。
ただジュニアの子を教えているとスペイン語での会話が多いことと、照れよりも好奇心で近寄ってくれるので楽ですね。
中学生、高校生くらいになるとシャイな子も多いですし。
取れかかる苦手意識
地元の北海道でも数年前にジュニアの選手を対象にコーチングをしていたことはあったのですが、正直僕はジュニアの指導って苦手意識があったんです。
大学生の頃に選手としてではなく、学生コーチとして4年間コーチをしていたのもあったので、教えるなら高校生以上がやりやすいと思っていたんです。
大学の頃は思い通りの成績も出ていたし手応えもありましたしね。
でもなんかここに来てジュニアの子を教えるのが楽しいなと感じるようになりました。
確かに子供の頃にいきなり外国人のコーチが現れたら、それはテンション上がりますよね。
そんな彼らのテンションがとっても面白いんです。笑
メキシコでのバドミントン用語
スマッシュ→トレマラ
ヘアピン→コルト
クリア→フォンド
ドライブ→ドレッド
ドロップ→ドロップ
ロブ→ロブ
小学生にバドミントン負けた
僕はね「試合は流石にきつい」って言ったんですよ!
でもデイビットが「どうしても」って言うから仕方なく。
もう、いやだよ。この歳で小学生の女の子にバドミントン負けるなんて。
ブログで記事にしなかったら、ただ恥かいただけじゃないか。
試合終わった後にすっごく澄ました顔で言いましたよ。
だってこれ俺のラケットじゃないから
って。
ほら、俺プロ意識とかすごい高い系だから自分のラケット以外で試合とか無理だから。
イチローなんて、感覚が鈍るから他の人のバットすら触らないって言うじゃないですか。
そう言うことですよ。
因みに、もっと華麗に言い訳するとこういう条件がありましたから。
- 標高1566m
- 羽がナイロン
- 引退してから20年近い
- 少しお腹も痛かった
- 体育館で風があったと思う
- 時差ボケ
ほらね。
これだけ悪条件なら仕方ないと思います。
明日彼女に会ったらこれ全部スペイン語に翻訳して言ってあげなきゃね。
つか、試合なんて無理だってほんとw
見てみよう参考動画
こちらはバドミントン指導者向けのちょっとした参考動画です。
興味のある人は見てみてください。
高校生女子の選手ですが1人でやっている選手を見てどう感じますか?
リスト(手首)の使い方が上手に見えますか?
一見するとリストを柔らかく使っているように見えるんですが、ヒットポイントがあまり良くない。(カメラの角度がちょっと悪いですが)
できるだけ高く前のポイントで打つのが良い選手の特徴ですが、この選手はヒットポイントが後ろなのと打点が低い。
リストで打てるが故に足を使ったバドミントンをサボりがち。
綺麗なリスト使いをするような選手に多いパターンです。
改善はできる?
高校生くらいってあまりフォームとかいじるものなのでしょうか?指導者によりますかね?
僕はフォームに関してあまり言われた記憶がないので、ある程度の年齢からはあまりフォームを細かく言うことはありません。
そしてこの選手に関してはフォームではないので、日々しつこく言い続ければヒットポイントの改善はできると思います。
是非参考にしてみてください。
まとめ
今回のここでのTABIMINTON期間は1ヶ月未満を予定しています。
クリスマス前には他の町に移動して石屋さんモードに。
ネパール編から読んでくれていた人からすると、ネパールのように毎日が新喜劇のような日常を届けることはできないと思いますが、
出来るだけ読み飽きない記事をアップできればと思います。
多くの日本のバドミントンファンが全日本総合選手権に注目しているこの時期に、僕は勝手に日本代表としてメキシコで試合して小学生女子に敗退。
ふっ。
この記事のおかげで、今の自分のバドミントンレベルが分かっちゃった。
書くんじゃなかったー!
アディオース!アミーゴ!