沖縄の宮古島、兵庫県の淡路島と島生活が好きで移住を繰り返していますが、どちらも不動産屋を通さずに家を見つけています。
今の時代、どこも空き家だらけ。不動産屋を通さずに空き家を見つけて直接家主と交渉して余計な経費をかけずに空き家をゲットする方法教えます。
空き家を見つける方法
一番大切なことは車を運転中でも、散歩をしている時でも常に物件に目を配ることです。
それが出来てくると“どのような家が空き家でどのような家が空き家でないか”分かるようになってきます。
あなたがもし新たな移住先で新しい物件を見つけたいと考えて、不動産屋を通したくないと思うなら次のようなことに気をつけて物件を探してみてください。
- どの部屋も常にカーテンが閉まっている、もしくはカーテンがない
- 家の周りの雑草に手入れしている形跡がない
- ポストに入っている郵便物が取り出されている形跡がない
- 家の角などに蜘蛛の巣が張ってある
- 夜いつも明かりが灯っていない
- 近隣住民に近くに空いている家がないか聞いてみる
これらのことに注意して常に物件を探すようにしてください。
空き家でも不動産屋に依頼していない物件が多い
事情は様々です。
- 面倒くさい
- なんとなく放置したままにしている
- これからしようか考えている
- お金に特に困っている訳ではないので放置
- etc
様々な理由はあるものの、空き家が全て不動産屋に任せているという事実はなく、また必ずしも「誰にも貸す気はない」という訳でもありません。
むしろ諦めてただただ放置している空き家も多数あるのが現状です。
こういった事実を知って移住をするのと、知らずに移住をするのとでは移住にかかる経費が大きく変わってくるでしょう。
ではここからが本題です。
これらの物件を不動産屋を通さずにどのように持ち主を探して行くかということです。
役所に直接問い合わせる
空き家特別措置法というのが出来たのはご存知でしょうか?
本来ならば表に出すことのない税務情報を空き家対策のために必要に応じて行政機関の中で共有しても良いという対策が国土交通省から通達されました。
このことはまだ役所の職員も知らない人が多いので「この空き家の持ち主を教えてくれ」と言っても「税務上のことによりお答え出来ません」という人がいます。
しかし「空き家特別措置法で必要に応じて行政機関内で共有しても良いと変更になったのはご存知ですか?」と伝えてみてください。
役所としてもどこも空き家に対して頭を悩ませている部分があるので、できるなら誰かに入居してもらいたいという気持ちも多いにあります。
法務局に直接出向く
法務局に直接出向いて謄本や要約書を取って所有者を調べることも可能です。
しかし、謄本に載っている所有者が必ずとは限らないところが、少し厄介なところです。
ですので、まずは謄本に記載されている方に連絡をしてみて確認してみるのが良いと思います。
家主も誰かに借りてほしい
実は不動産屋に依頼をしていなかったとしてもこのように考えている家主は少なくありません。
ただ重い腰をあげていなかっただけの人が多いのもまた事実。
そんな時に家主と直接交渉してみると、本来不動産屋にかかる経費は全くかかることはありません。
また、家賃交渉なども自分で行うために不動産屋で乗せる部分の家賃もかからずに家を借りることが可能です。
空き家の管理すら全くやりたくないという家主も多くいるので、家によっては数千円で貸してくれる人もいるでしょうし「好きにDIYしてもいい」という家主も少なくはありません。
事前のトラブルは先に話をする
気をつけなければいけないことは、お互いトラブルになりそうなことは事前に話をしておくということです。
空き家にしている家主はやはりトラブルは避けたいと思っています。
間に不動産屋が入っていれば大体のトラブルを経験していますので、先にそれらの話し合いや注意点などを確認することができますが、お互い素人となるとそうもいきません。
- 近隣住民とのトラブル
- 先に壊れていた部分があった場合どうするか
- 雪国だと除雪の際の雪をどこに捨てるか
- etc
トラブルは家や人によって様々ですので、これらのことは先に解決しておきましょう。
一番楽なのは「全てこちらの責任でやります」というのが楽なのは楽だと思いますが、その際は借りる前にくまなくチェックすることをおすすめします。
トラブルが嫌なら不動産屋を通す
トラブルが嫌という方も多いと思います。
その際は最初から不動産屋に出向き「こちらの空き家の所有者を探してください」と頼みましょう。
そして間に不動産業者が入ってもらい、そちらの空き家の賃貸契約をするのが良いと思います。
もちろんこれらは不動産屋が仲介に入って行われる賃貸契約となりますのでそれらの仲介料や経費がかかることは承知の上で行ってください。
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