[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”hassy.jpg” name=”hassy”]社会人になってからバドミントンを始めた人。やればやるほど「上手くなりたい!」という欲求が出ますよね?元全日本ジュニアチャンピオン、元ネパール代表コーチの僕が上手くなるコツを教えます。[/speech_bubble]
試合ばかりやっても上手くならない
社会人になってからバドミントンを始めた人の多くは、時間もそうとれるわけではないでしょうし、大方の練習がダブルスの試合ばかりではないでしょうか?
コート数や時間も限られているため仕方ないと言えば仕方ないのですが、残念なことにそれでバドミントンのレベル上げは不可能です。
色々な動画ばかり見て、練習で試合形式の練習だけやっても伸びることはありませんから。
もちろん試合をやっている方が楽しいのは分かりますけれど、もっと上手くなってもっと楽しみたいという欲求も同時に抱えているのではないでしょうか?
そんな方にはどんな練習方法が必要なのかこの記事でアドバイスするので参考にしてみてください。
試合形式で伸びない理由
基礎的なフォームやバドミントンの基本が身についていないとどれだけ試合練習をやっても“間違ったことをひたすらやっているだけ”なんです。
他のスポーツ選手や音楽を奏でる人だってみんなそうですよね?
練習で基本的なフォームや、音楽なら基本的な音出しなどを毎日繰り返して上手くなるのと一緒です。
プロ野球選手だって、プロゴルファーだって毎日のようにフォームチェックをしますし、音楽をやる人だって基礎的な音出しをやってから音楽を奏でます。
上手くなる人は皆これらを地道にやっているのに、試合形式ばかりで練習をしているあなたが伸びるはずがありません。
どのような練習が必要?
もしかしたら1週間に1度の練習しかしないかもしれませんし、つまらない練習ばかりやっていてもバドミントンが楽しくないかもしれません。
しかし「上手くなりたい」と思うのであればこれらのことを地道に励んでみてください。
ジュニアからバドミントンをやっている子達はゲーム練習ばかりやって上手くなっているわけではなく、これから下記に書くことを地道に続けてきた結果上手くなっているのです。
フットワーク
シャトルを打たない練習が面白くないのは重々承知しています。
しかし、バドミントンをやる上でコートの中で使う足の運び方って実は決まっていて、分かりやすくいうと“法則的”な足の運び方があるんです。
ですから上手い人はコートの中を軽やかに動き回っているように見えますし、フォームも綺麗になっていくのです。
練習の最初20分〜30分はフットワークを必ずするように。
そしてそれを動画で撮影して、自分のフットワークと上手い人のフットワークを見比べてみましょう。
ノック
シャトルに余裕のある人に限られるかもしれませんが、バドミントンを一緒にやるパートナーがいるのならノック練習は“強くなる”練習に欠かせない練習です。
これはノッカーの技術も必要になりますが、実はノッカーを上手くやるということもバドミントンが強くなる練習の一つでもあるんです。
どんなところに羽を出せば相手は嫌がるのか、それらを考えながらノックしましょう。
フルコート1分間を3セットから5セット、ダブルスも同じで良いかもしれません。
同時にコート内での体力もつくので、試合練習をやるよりもよっぽど上手くなるのに近道な練習方法です。
パターン練習
パターン練習はいくつかあるのですが、2対1でどちらかがスマッシュ、どちらかがレシーブという練習はオーソドックスにやりやすい練習でしょう。
パターン練習はミスをしては練習にならないので、ミスしないことを意識することによってあなた自身のバドミントンスキルも格段に向上します。
またダブルスの練習でもどちらかがスマッシュ、どちらかがレシーブという練習をするだけでダブルスの効果的な練習にもなります。
5分から10分単位で交代するようなパターン練習が好ましいと思います。
自宅で行う練習方法
バドミントンを上手くなるのに必要なことは体育館で行う練習だけとは限りません。
自宅にいてもお風呂の中で手首を上下に動かすことによってリストの強化練習もできますし、人によっては自宅内で一人で壁打ちもできるでしょう。
しかし僕個人としては“動体視力”を鍛えることもおすすめします。
やはり動く球を見る競技ですので、動体視力が高いか低いかってプロスポーツ選手だけでなく遊びでバドミントンをやる人が上手くなるのに効果的な練習の一つでもあります。
一見地味なトレーニングにも思えるかもしれませんが、あなたがスマッシュレシーブが不得意だとしたら、一番の原因は動体視力が低すぎるという問題点もあるでしょう。
youtubeでも色々と他のトレーニングもあるので「動体視力トレーニング」で検索してみてください。
また自宅トレーニングで使えるような物をまとめた記事もありますので参考にしてみてください。
あなたは上手くなりたい?強くなりたい?
僕自身ある程度の歳になってから挑戦していることはいくつかあります。
音楽だったり、絵を描いてみたり、もちろんこのブログだってそうですね。だからこそ、その向上心というのは分かるんですよ。
社会人になってからの向上心は部活動でやらされているものとは違うので、自らの「上手くなりたい」や「強くなりたい」という欲求が強いと思います。
そこで一度冷静になって、自分は「上手くなりたい」のか「強くなりたい」のかもう一度考えてみてください。
強くなりたいのなら
大会で勝ち続けるようになったりするにはやはり上手さよりも強さが必要になってきますね。
そうなると、社会人から始めたと言えどもフィジカルトレーニングも行って行くことも必要かと思います。
バドミントンは腕で打つ競技ですが、強くなりたいのであればやはり下半身をしっかりとトレーニングしてください。
健康維持も含めてしっかりと走り込みすると一石二鳥だと思います。
腕に関してのトレーニングをアドバイスするなら、やはりリストのトレーニングがおすすめです。
腕立て伏せよりもリスト強化ですね。
上手くなりたいなら
初心者に向けてのアドバイスになりますが、上手くなりたいなら利き腕ではない方の使い方をしっかりと学んでください。
初心者の多くはラケットを握っていない方の腕は使わないものとして下がっている方が大半です。
しかし上手い選手は皆、利き腕ではない腕でしっかりとバランスをとって綺麗なフォームになっています。
しっかりとそこを意識してください。
まとめ
僕自身は学生の時に嫌というほどのトレーニングを課されたおかげで、楽しくバドミントンをすることができませんが、全くやっていなくても基礎が残っているのでこのように簡単なプレー自体はできます。
あなたがもし社会人になってバドミントンを始めたばかりなのでしたら、汚いフォームが癖になる前に、フットワークなどの練習を地道にやりこなし、綺麗なフォームを目指しましょう。
ある程度綺麗なフォームになると、それなりに上手く見えますから。
スポーツの場合ある程度の年齢から上達は難しいと考えがちですが、しっかりとしたトレーニングや、基礎や基本を怠らずにトレーニングすれば上達することは可能です。
是非とも社会人からのバドミントンライフの参考になれば幸いです。
コメント
バドミントン上達したいです。強くなりたいです。フォーム、フットワーク教えて欲しいです。
コメントありがとうございます。僕ができることはブログで様々な記事を提供することしかできませんので、練習量をあげて頑張ってください!