バドミントン新たな大会TOP4
2018年3月24日より日本で新しく始まった大会TOP4トーナメント。
以前こちらのブログでもTOP4トーナメントより動画作成の依頼があったのでまあ“かする程度”に関わったといえば関わったネパール代表選手たち。
その後どれくらいの規模の大会でどれくらいの日本人が君たちの動画を見ているかは分かってはいないと思うけど、動画の再生回数で言えば1万回を超えて見られている模様。
その中でネパール代表選手に興味を持ったのは日本人は・・・
まあそんなことはどうでもいいか。興味を持たれるより、バドミントンのレベルが向上してくれればそれでいい。
僕も僕でもっと動画の編集能力とスキルアップしなきゃね。
動画に関しては全くスキルがなくて草。
もっとかっこよくもっと面白くプロデュースしてあげなきゃ。
ネパール代表選考の為に来た役員
月曜日よりネパール代表選手の新たな選考会。
こちらの代表選手の選考はちょっと他と違い、3ヶ月サイクルで選考会を行い選手を選抜するというなんとも非効率に感じる代表選手の選考方法。
今日はその選考会についての話があるということで、バドミントン協会から役員が集まり選手と話をするというのにこの有様。
いや、嘘だろ?!
どんなに文化が違うとはいえ、協会のお偉いさん相手にその態度でまかり通るネパールは異次元ちゃう?
上下関係があまりない国と言えばないし、協会の人がなんとも思っていないなら思っていないでいいのだけど、これを日本バドミントン協会で例えて話すなら、
椅子に座っている人が銭屋理事長で、
机に座っているのが桃田選手と、渡辺選手みたいな構図。
まあ国や人の価値観なんてそれぞれ違うから、いちいち驚いても仕方ねぇっすね。
選手の不満が俺には理解不能
今回のネパール代表選手の選考方法は先日行われたネパール選手権でベスト4以上の選手は自動的に代表選手当確。
それ以外の選手が選考会で試合をしてその成績の中から選ばれるというもの。
当初の予定では選考会で代表選手を全員選び直すというものだったが、この選考方法に一部の選手が猛反発。
いや、これがまたぶちぎれること、ぶちぎれること。
特に前回の大会でベスト4に入れなかった選手が「そんなのアンフェアだ!」と協会のお偉いさんに食ってかかる、食ってかかる。
後ろで座って聞いてる僕からすると「どこがアンフェアなんだよ」と思いながら早く終わることを考えているばかり。
そもそも全国ネパール選手権が終わってすぐに代表選手の選考会をやること自体がナンセンスだろと思いながらも、ひたすら傍観。
とにかくネパール人の特徴として、一度話し合いが始まるといかんせん長い。
僕からすると「いいから協会に従ってもっと練習せーよー」と思うのですが、そんな願いはもちろん通じず。
で、結局協会のやり方で行うということに決まりこの有様。
グダグダ。
おーい、俺はもう帰るぜー。
大体ブログ用の写真も撮れたしー。
そもそも君たち“代表選手としてちゃんと練習してくれへんやーん”と思いながら身支度をするわけです。
選手の言い分
その後選手が僕のところへ来て色々話をするわけです。
「こんなアンフェアな選考方法があっていいと思うか?!協会はネパールバドミントンのことを考えていない!マネージメントと自分たちのことばかりだ!どう思うコーチ?!」
“まあ俺はちゃんと練習さえしてくれたらいいだけだよ”と思いながら「うんうん」とだけ聞いておきます。
僕があれがいい、これがいいと口を挟む事でもなければそこそこの事情もあるし、そもそもどこがアンフェアか理解できないというのが本音。
協会の言い分
「当初は16人の選手を5日間で15試合行い総当たりで結果の良い選手から代表に選考する予定だったが予算が足りず12人の選手が3日間で試合をすることにした」と。
そもそも最初から代表選手を選考するのに5日間もかけてやることでもなければ3日前になって「予算がない」とか最初から分かりきったことを何を今更、、と。
代表選手選考会にしては計画性が悪すぎでは?と言うのが本音。
あと、選手になめられすぎってとこでしょうか。
そもそも日本代表選手の選考基準は?
それではせっかくなんでほぼ全員の日本人が興味がないネパール代表選手の選考方法を記事にしたので、日本代表の選考方法を記載しておきましょう。
1.日本代表選手(ナショナルチーム)A代表男女各10名程度
1)チーム基本構成
シングルス男女各4名ダブルス男女各3組
但し、混合ダブルスと、ダブルスは兼ねる場合がある。
2)平成29年度全日本総合選手権大会
シングルス 男女各1位・2位
ダブルス 男女各1位
3)平成29年度日本ランキング(全日本総合選手権大会後発表)
シングルス 男女各1位
ダブルス 男女各1位
4)選手強化本部推薦選手・年齢制限なし。2.日本代表選手(ナショナルチーム)B代表男女各14名程度
1) チーム基本構成
シングルス男女各6名 ダブルス男女各4組
但し、混合ダブルスと、ダブルスは兼ねる場合がある。
2)選手強化本部推薦選手・年齢制限なし3.日本代表選手(ナショナルチーム)混合ダブルス3組程度
1)選考方法
選手強化本部推薦選手による選考会。
2)選考会日
平成29年12月18日~平成29年12月21日
3)選考基準
選考会ゲーム成績、フィジカル、適正、将来性、過去の成績等を総合的に評価する。
4)選考後にA代表もしくはB代表チームに振り分ける。4.ジュニア日本代表選手はU19・U16・U13の3カテゴリーに分けて編成し対象年齢選手を基本としてジュニア強化部で選考する。
5.強化活動(合宿・国際大会協会派遣)に関して適時、日本代表選手(ナショナルチーム)A代
表・B代表・ジュニアスタッフによる協議により競技力向上を目的に相互交流も含め該当選手の強化に努める事とする。6.日本代表選手は基準対象期間内でも、選手強化本部において見直す場合がある。
※基準対象期間1月1日~12月31日参照 公益財団日本バドミントン協会
思いっきりコピペで2秒で書き込んでおきました。
これを参考にバドミントン日本代表になりたい人はこんなブログなんか読んでないで未来の世界チャンピオン目指して頑張ってください。
あ、そんな話じゃないね。
ネパールバドミントン協会も、今の代表選手も、もっと頑張ってやってくれたまえー。
おわり。