動画レポできなくてナマステ
何が問題で動画がアップできなくなったかは分からないんですが、大会の動画をアップできなくなったのはちょっと残念ですね。
数える程度にネパール選手権の大会を動画で見たい人もいたかもしれないし。
中々日本ではお目にかかることのない雰囲気の大会なので動画で見ると面白いと言えば面白い。
ネパール国内の注目度も高い大会ですしね。
こちらの二人は僕と一緒に練習しているダブルスで優勝した選手たち。
このようにこちらでは連日新聞やニュースで報じられています。
ネパール語完璧な僕がこの新聞を訳すと「彼らがダブルス優勝ナマステ」と書いてあります。
大会最終日はガチミントン
大会最終日は男子のシングルス決勝戦のみ。
なんて贅沢な大会運営しとるんやと思いながらも、この一試合を見に会場へ。
まあ決勝で戦う二人は普段一緒にトレーニングしているので、どれくらいの実力関係かはわかってはいるのですがね。
常々彼らには言っているのですが、常に練習から「今日は一番大きな大会の決勝だと思ってトレーニングしろ」と伝えてはあるのですが、これが中々できない。
今日くらいの雰囲気を常にイメージしてトレーニングに励んでもらいたいものです。
画像だけではどれほど伝わるかは分かりませんが、この一試合が一番緊張感のあるコートになりますからね。
音楽隊がいて、観客が全員座ってこの試合を見て壇上からは国のお偉いさんたちが見るという彼らにとっては国内最高峰の戦い。
ちなみに赤いシャツがここの体育館のある部隊に所属するAPFという軍隊と警察の中間のような組織の出身。
ですので黄色シャツの彼にとってはアウェーですが、彼はネパールチャンピオン。
ここに座っているのは見た感じの通り国の中でも権力のある人たちばかりでしょう。
ネパールは典型的な権力社会というかトップダウンの格差が色濃く見える社会背景が僕には映っていますね。
結果はネパールチャンピオンの勝利
動画アップできないんでサクッといきます。
帰国後アップできるようになりました。
男子シングル決勝戦。
結果はチャンピオンの勝利。
まあ実力差はあったんですが、今回は赤いシャツの彼に頑張って優勝してもらい、今後もお互い切磋琢磨するライバル関係でネパールの底上げをして欲しかったのですが。
まあ仕方ない。
今後も二人ともにちゃんと練習してレベルアップしてもらいたいものです。
今日ぐらいの試合みたいに毎日本気でトレーニングしないとレベルなんて簡単に上がんないぞー。なんてね。
表彰式でナマステ
おそらく男子シングルスの優勝者に与えられるであろうこの原チャリ。
個人的に「風船つけたら豪華に見えるよね」みたいな安い演出はあまり好きではないのですが、個人的見解はさておき豪華優勝商品ですね。
僕も最初は「ここで座って試合を見てくれ」と言われたのですが、いかんせんお偉いさんたちの頭で試合が見れないものだから端っこで立って試合観戦。
別にここで優雅に試合を見るために来たのではないので。
意表を突かれる表彰式
バドミントンで大切なことは試合の中でいかにフェイントをうまく使えるか。
フェイントとは相手を騙すこと。どのスポーツでもフェイントは大切なことです。
そのフェイントをうまく利用してきたのがナマステバドミントン。
どっからどう見てもバレーボールの選手ナマステww
おいおい、聞いていないぞー。
バドミントンの大会が終わって、バレボールの選手の表彰式なんて俺は全く聞いていないぞー。
ははーん。わかったぞ。
「おい、今日来ている日本人にバドミントンの大会やったのにバレーボールの選手の表彰式やっちゃうっていうフェイントかけようぜ」って口裏合わせしたんだな。
やるやんネパール★
見事に引っかかったぞ、俺は。
まあ優勝した彼もその後ちゃんと表彰はされていましたが、まさかの原チャリはバレーボールのMVP選手へw
YAMAHAさんよー、バドミントンの選手にもあげたってくれ。
最終日も別室で
大会最終日も閉会式が終わると別室で食事会です。
なんせティータイムとか小食事会みたいのが好きなネパール国民。
出場した選手に振る舞って欲しいな、と思いながらもこの国にはこの国なりの文化もありますしね。
僕がとやかく言うことではないのかも。
左に立っている人はこのAPFの最高責任者。昔の彼女が日本人だったとかでちょいちょい冗談などの話をして大会期間中は遊んでました。
こちらの椅子に座ろうとしているのは日本で言うスポーツ省の一番偉い人で、その中でもレジェンド的ポジションだとか。
バドミントンのナショナルチームを一番最初に作った人もこの人らしい。
TABIMINTON流IQテスト
さてここで問題です。
まずはこちらの画像を見てください。
こちらの画像を見て何か違和感を感じた人はいますか?
もしその違和感に気が付いたあなたはIQ600です。
それでは2枚目の画像を見てみましょう。
この画像ですと違和感に気がつく人も出てくるかもしれません。
この画像で気が付いたあなたのIQは280です。
それでは最後の画像にいきましょう。
ボーイの兄ちゃん裸足やんけーww
三枚目の画像で気が付いたあなたはIQ2ですね。
もう答えも言っていますし。
さて僕はこの緊張感いっぱいの食事会の中様々な仮説を立ててみたので皆さんも一緒に考えてみてください。
仮説1 罰ゲーム説
「お前昨日のゲーム負けたんだから今日の偉い人たちの食事会裸足で仕事やれよ」
「えー、それは絶対まずいって!だってめっちゃ偉い人たちばっかりのやつだぜ」
「なんだよお前。いつから俺にそんな口聞くようになったんだ?よーし分かった。それならお前の明日のチキンカレーはチキン抜きな。」
「わ、分かったよ。裸足で仕事するよ。。」
と想像したのが仮説1の罰ゲームで裸足という状況。
若い奴らの考える罰ゲームって時にえぐいことやりますからね。
仮説2 度胸試し説
「おい、今日の来ている人たちめっちゃ偉い奴らばかりだけど、俺は裸足で仕事できるぜ」
「うっそー、それはやばいっしょ!裸足はあかんやろ!お前絶対殺されるって」
「なんだよお前、ビビってんのか?俺はなどんなに偉い奴が来ても裸足でボーイできるくらい度胸が座ってるんだぜ」
「うわー、俺怖くて見てられへんわー」
「俺の度胸はお前らとは違うんだよ」
と想像したのが仮説2の度胸試しという状況。
まだ若い彼らならありえるかなと。
仮説3 忘れてた説
「うっわーやっベー!!今日に限って靴と靴下履いてくるの忘れてたー!」
「あれ?お前靴どうした?」
「い、いやちょっと考え事してたらどっちも履いてくるの忘れてさ、いやー今日に限ってやっちまったかー。」
「あるある。たまに履いてくるの忘れることあるよな。まあしゃーないから今日は裸足でやれよ」
「それしかないよな。。。」
と考えたのが仮説3のどっちも忘れたという状況。
おそらく靴くらい履いてなくてもバレないという安易な考えからやってしまったかなと。
まとめ
ネパールの人たちと一緒に写真をとってみると意外にも自分の体が大きかったのかなって気がつきます。
まあ多少遠近の関係もあるのかもしれませんが。
白人社会に行くと体は小さく見えるのですがね。
恐ろしいほど正装とは程遠い格好ですが、一応迷彩柄のパンツでAPFにアピールはしてあります。
「俺はいつでも戦闘態勢だぞ」と。
いつAPFから声がかかってもいいように、気持ちの準備だけは怠りません。
え?大会のまとめ?
えーっとね、
みんな頑張ってたよ。
おわり。