コーチ、サッカーをやらせてあげてくれないか?
ネパ監督「コーチ、あの〜サッカーをやりたいって言っているんだけど、たまにやらせてあげてくれない?」
俺「え?あっ、いや、まあ確かにレクリエーションで考えてもいいですけど」
ネパ監督「ランニングがきついからサッカーに変えて欲しいって」
そんなもんダメに決まってるやろがー!!
いや、他の筋肉を使う目的とリフレッシュの一環でサッカーなどのレクリエーションは僕も考えていましたよ。
いきなり僕たちが来て彼らにとってはきつい練習が続いているわけですから。
でもランニング始めて3日目だからねー!
言い出しっぺの選手(エース)の目的はオリンピック出場だからねー!
そもそもネパールの監督そんな理由で僕にサッカー案を言ってこないでねー!
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”hassy.jpg” name=”hassy”]まあ意識改革はまだまだ遠い存在かもしれませんね。特に代表監督の。[/speech_bubble]
ネパールじゃんけんグーが最強伝説
まあ僕自身も色々代表チームということで意識改革や練習を含めちょっときつめのトレーニングを課していたので練習に遊び心を入れるためリレー方式のダッシュトレーニング。
俺「ねえチーム作りたいんだけどこういうじゃんけんみたいのってあるの?」
選手「あるよこれがチョキがハサミでグーが石でパーが紙で・・」
俺「そっかじゃあ一緒だね。チョキはパーに勝つんだよね?」
選手「そう。グーがチョキに勝つ。グーはパーにも勝つ」
俺「うん。そうだ・・ん?グーってパーにもチョキにも勝つの?」
選手「そうだよ」
じゃあグーだけ出してりゃいいじゃんwww
いや、やっぱりね世の中に常識なんて存在しないんですよ。
もしなんかのじゃんけんでグーで負けたあなた、
「ネパールではグーの方が強いんだ!!」って開き直ってください。
僕が保証します。
日本の常識は日本だけ。外履きもシューズも関係ない
まずここから直してバドミントンをやって欲しいのは山々なんですが、まあ国の事情やそこそこの価値観もありますけど、やっぱり全ての固定観念は捨てるべきですね。
そもそも体育館に犬やら鳩やら入り込んでくる時点で外履きもバドミントンシューズも関係ないんでしょうが。
まあこれを見てついつい文句を言いたくなるのは日本での常識に捉われているからってことで、僕たちは様々な常識を外して生きていくべきです。
そのうちどこかのシューズメーカーが発売するのを待って見ましょうか。
外で使った後に勝手に綺麗になって体育館用のシューズになる靴を。
今流行りのブロックチェーンなんか利用してみたらいけるかもね。
んなわけねーかw
初めてダブルスの練習ができる
基本的にネパールではダブルスを教えれるほどのコーチがいないんですね。
シングルスはまあそれなりの形ではあるけどダブルスは男女ともに全くダメという感じ。
男子に関しては教えれる人がいて練習パートナーがいれば、時間はかかったとしてもそれなりの形にはなると思うんですがね。
ダブルス4本目までの練習をさせる
ちょっと本格的なバドミントンの話をするとダブルスの基本的に大事な部分。
3〜4本目までをロブを上げずに行うということ。
初めてのほころみでこの練習を与えてみたのですが「4本目までしかやる意味が分からない」という訴え。
「目的は4本目までいかにロブを使わないでラリーをするかだよ」と言っても、ラリーを途中でやめるということに違和感が拭えないんですね。
まあ僕がいる間までには難しいかもしれませんが、おいおい理解してもらいましょう。
「明日デモでヤベーぞ!」という大使館からの知らせ
さて最後は今のネパール情勢の不安定具合について。
どうやら明日は僕のいる首都のカトマンズでも大規模なデモクラシーが発生する見込み。
先日はこちらのモバイル会社が爆破されそれらの構成員が逮捕。その解放を求めるストライキデモが発生するという見込み。
南米にいた時は「非常事態宣言」や「外出禁止令」などありえるということで結構意識はしていたのですが、こっちでは意外に想定外。
過去にはかなり過激な内容のデモがあったらしく大使館からも注意喚起の連絡がくるわけです。
いや練習している場合?
まずは各主要道路の道路封鎖がある見込み。
あちこちでタイヤが焼かれて黒煙もくもくという感じになるんでしょうかね?
みんな優しいのに意外にバイオレンス的な側面を持ち合わせているのがネパール人。
僕もこちらに来てすでに2回ほど殴り合いの喧嘩を見てますからね。
いかんせん喧嘩っ早いのがネパール人の特徴。
ほんと、ナマステですね。
まあとりあえず明日の朝の状況を見てどうなるかということですね。
これぞTABIMINTONという感じになるのでしょうか。。
いや、休みにしようよww